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マタイによる福音書 27:41-65

マタイによる福音書 27:41-65

41
祭司長たちも同じように、律法学者、長老たちと一緒になって、嘲弄して言った、
42
「他人を救ったが、自分自身を救うことができない。あれがイスラエルの王なのだ。いま十字架からおりてみよ。そうしたら信じよう。
43
彼は神にたよっているが、神のおぼしめしがあれば、今、救ってもらうがよい。自分は神の子だと言っていたのだから」。
44
一緒に十字架につけられた強盗どもまでも、同じようにイエスをののしった。
45
さて、昼の十二時から地上の全面が暗くなって、三時に及んだ。
46
そして三時ごろに、イエスは大声で叫んで、「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」と言われた。それは「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
47
すると、そこに立っていたある人々が、これを聞いて言った、「あれはエリヤを呼んでいるのだ」。
48
するとすぐ、彼らのうちのひとりが走り寄って、海綿を取り、それに酢いぶどう酒を含ませて葦の棒につけ、イエスに飲ませようとした。
49
ほかの人々は言った、「待て、エリヤが彼を救いに来るかどうか、見ていよう」。
50
イエスはもう一度大声で叫んで、ついに息をひきとられた。
51
すると見よ、神殿の幕が上から下まで真二つに裂けた。また地震があり、岩が裂け、
52
また墓が開け、眠っている多くの聖徒たちの死体が生き返った。
53
そしてイエスの復活ののち、墓から出てきて、聖なる都にはいり、多くの人に現れた。
54
百卒長、および彼と一緒にイエスの番をしていた人々は、地震や、いろいろのできごとを見て非常に恐れ、「まことに、この人は神の子であった」と言った。
55
また、そこには遠くの方から見ている女たちも多くいた。彼らはイエスに仕えて、ガリラヤから従ってきた人たちであった。
56
その中には、マグダラのマリヤ、ヤコブとヨセフとの母マリヤ、またゼベダイの子たちの母がいた。
57
夕方になってから、アリマタヤの金持で、ヨセフという名の人がきた。彼もまたイエスの弟子であった。
58
この人がピラトの所へ行って、イエスのからだの引取りかたを願った。そこで、ピラトはそれを渡すように命じた。
59
ヨセフは死体を受け取って、きれいな亜麻布に包み、
60
岩を掘って造った彼の新しい墓に納め、そして墓の入口に大きい石をころがしておいて、帰った。
61
マグダラのマリヤとほかのマリヤとが、墓にむかってそこにすわっていた。
62
あくる日は準備の日の翌日であったが、その日に、祭司長、パリサイ人たちは、ピラトのもとに集まって言った、
63
「長官、あの偽り者がまだ生きていたとき、『三日の後に自分はよみがえる』と言ったのを、思い出しました。
64
ですから、三日目まで墓の番をするように、さしずをして下さい。そうしないと、弟子たちがきて彼を盗み出し、『イエスは死人の中から、よみがえった』と、民衆に言いふらすかも知れません。そうなると、みんなが前よりも、もっとひどくだまされることになりましょう」。
65
ピラトは彼らに言った、「番人がいるから、行ってできる限り、番をさせるがよい」。
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