イザヤ書 40:1-25
1
あなたがたの神は言われる、 「慰めよ、わが民を慰めよ、
2
ねんごろにエルサレムに語り、これに呼ばわれ、 その服役の期は終り、 そのとがはすでにゆるされ、 そのもろもろの罪のために二倍の刑罰を 主の手から受けた」。
3
呼ばわる者の声がする、 「荒野に主の道を備え、 さばくに、われわれの神のために、 大路をまっすぐにせよ。
4
もろもろの谷は高くせられ、 もろもろの山と丘とは低くせられ、 高底のある地は平らになり、 険しい所は平地となる。
5
こうして主の栄光があらわれ、 人は皆ともにこれを見る。 これは主の口が語られたのである」。
6
声が聞える、「呼ばわれ」。 わたしは言った、「なんと呼ばわりましょうか」。 「人はみな草だ。 その麗しさは、すべて野の花のようだ。
7
主の息がその上に吹けば、 草は枯れ、花はしぼむ。 たしかに人は草だ。
8
草は枯れ、花はしぼむ。 しかし、われわれの神の言葉は とこしえに変ることはない」。
9
よきおとずれをシオンに伝える者よ、 高い山にのぼれ。 よきおとずれをエルサレムに伝える者よ、 強く声をあげよ、 声をあげて恐れるな。 ユダのもろもろの町に言え、 「あなたがたの神を見よ」と。
10
見よ、主なる神は大能をもってこられ、 その腕は世を治める。 見よ、その報いは主と共にあり、 そのはたらきの報いは、そのみ前にある。
11
主は牧者のようにその群れを養い、 そのかいなに小羊をいだき、 そのふところに入れて携えゆき、 乳を飲ませているものをやさしく導かれる。
12
だれが、たなごころをもって海をはかり、 指を伸ばして天をはかり、 地のちりを枡に盛り、 てんびんをもって、もろもろの山をはかり、 はかりをもって、もろもろの丘をはかったか。
13
だれが、主の霊を導き、 その相談役となって主を教えたか。
14
主はだれと相談して悟りを得たか。 だれが主に公義の道を教え、 知識を教え、悟りの道を示したか。
15
見よ、もろもろの国民は、おけの一しずくのように、 はかりの上のちりのように思われる。 見よ、主は島々を、ほこりのようにあげられる。
16
レバノンは、たきぎに足りない、 またその獣は、燔祭に足りない。
17
主のみ前には、もろもろの国民は無きにひとしい。 彼らは主によって、無きもののように、 むなしいもののように思われる。
18
それで、あなたがたは神をだれとくらべ、 どんな像と比較しようとするのか。
19
偶像は細工人が鋳て造り、 鍛冶が、金をもって、それをおおい、 また、これがために銀の鎖を造る。
20
貧しい者は、ささげ物として 朽ちることのない木を選び、 巧みな細工人を求めて、 動くことのない像を立たせる。
21
あなたがたは知らなかったか。 あなたがたは聞かなかったか。 初めから、あなたがたに伝えられなかったか。 地の基をおいた時から、 あなたがたは悟らなかったか。
22
主は地球のはるか上に座して、 地に住む者をいなごのように見られる。 主は天を幕のようにひろげ、 これを住むべき天幕のように張り、
23
また、もろもろの君を無きものとせられ、 地のつかさたちを、むなしくされる。
24
彼らは、かろうじて植えられ、かろうじてまかれ、 その幹がかろうじて地に根をおろしたとき、 神がその上を吹かれると、彼らは枯れて、 わらのように、つむじ風にまき去られる。
25
聖者は言われる、 「それで、あなたがたは、わたしをだれにくらべ、 わたしは、だれにひとしいというのか」。
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