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マルコによる福音書 15:12-32

マルコによる福音書 15:12-32

12
そこでピラトはまた彼らに言った、「それでは、おまえたちがユダヤ人の王と呼んでいるあの人は、どうしたらよいか」。
13
彼らは、また叫んだ、「十字架につけよ」。
14
ピラトは言った、「あの人は、いったい、どんな悪事をしたのか」。すると、彼らは一そう激しく叫んで、「十字架につけよ」と言った。
15
それで、ピラトは群衆を満足させようと思って、バラバをゆるしてやり、イエスをむち打ったのち、十字架につけるために引きわたした。
16
兵士たちはイエスを、邸宅、すなわち総督官邸の内に連れて行き、全部隊を呼び集めた。
17
そしてイエスに紫の衣を着せ、いばらの冠を編んでかぶらせ、
18
「ユダヤ人の王、ばんざい」と言って敬礼をしはじめた。
19
また、葦の棒でその頭をたたき、つばきをかけ、ひざまずいて拝んだりした。
20
こうして、イエスを嘲弄したあげく、紫の衣をはぎとり、元の上着を着せた。それから、彼らはイエスを十字架につけるために引き出した。
21
そこへ、アレキサンデルとルポスとの父シモンというクレネ人が、郊外からきて通りかかったので、人々はイエスの十字架を無理に負わせた。
22
そしてイエスをゴルゴタ、その意味は、されこうべ、という所に連れて行った。
23
そしてイエスに、没薬をまぜたぶどう酒をさし出したが、お受けにならなかった。
24
それから、イエスを十字架につけた。そしてくじを引いて、だれが何を取るかを定めたうえ、イエスの着物を分けた。
25
イエスを十字架につけたのは、朝の九時ごろであった。
26
イエスの罪状書きには「ユダヤ人の王」と、しるしてあった。
27
また、イエスと共にふたりの強盗を、ひとりを右に、ひとりを左に、十字架につけた。〔
28
こうして「彼は罪人たちのひとりに数えられた」と書いてある言葉が成就したのである。〕
29
そこを通りかかった者たちは、頭を振りながら、イエスをののしって言った、「ああ、神殿を打ちこわして三日のうちに建てる者よ、
30
十字架からおりてきて自分を救え」。
31
祭司長たちも同じように、律法学者たちと一緒になって、かわるがわる嘲弄して言った、「他人を救ったが、自分自身を救うことができない。
32
イスラエルの王キリスト、いま十字架からおりてみるがよい。それを見たら信じよう」。また、一緒に十字架につけられた者たちも、イエスをののしった。
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