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マタイによる福音書 13:26-50

マタイによる福音書 13:26-50

26
芽がはえ出て実を結ぶと、同時に毒麦もあらわれてきた。
27
僕たちがきて、家の主人に言った、『ご主人様、畑におまきになったのは、良い種ではありませんでしたか。どうして毒麦がはえてきたのですか』。
28
主人は言った、『それは敵のしわざだ』。すると僕たちが言った『では行って、それを抜き集めましょうか』。
29
彼は言った、『いや、毒麦を集めようとして、麦も一緒に抜くかも知れない。
30
収穫まで、両方とも育つままにしておけ。収穫の時になったら、刈る者に、まず毒麦を集めて束にして焼き、麦の方は集めて倉に入れてくれ、と言いつけよう』」。
31
また、ほかの譬を彼らに示して言われた、「天国は、一粒のからし種のようなものである。ある人がそれをとって畑にまくと、
32
それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる」。
33
またほかの譬を彼らに語られた、「天国は、パン種のようなものである。女がそれを取って三斗の粉の中に混ぜると、全体がふくらんでくる」。
34
イエスはこれらのことをすべて、譬で群衆に語られた。譬によらないでは何事も彼らに語られなかった。
35
これは預言者によって言われたことが、成就するためである、 「わたしは口を開いて譬を語り、 世の初めから隠されていることを語り出そう」。
36
それからイエスは、群衆をあとに残して家にはいられた。すると弟子たちは、みもとにきて言った、「畑の毒麦の譬を説明してください」。
37
イエスは答えて言われた、「良い種をまく者は、人の子である。
38
畑は世界である。良い種と言うのは御国の子たちで、毒麦は悪い者の子たちである。
39
それをまいた敵は悪魔である。収穫とは世の終りのことで、刈る者は御使たちである。
40
だから、毒麦が集められて火で焼かれるように、世の終りにもそのとおりになるであろう。
41
人の子はその使たちをつかわし、つまずきとなるものと不法を行う者とを、ことごとく御国からとり集めて、
42
炉の火に投げ入れさせるであろう。そこでは泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。
43
そのとき、義人たちは彼らの父の御国で、太陽のように輝きわたるであろう。耳のある者は聞くがよい。
44
天国は、畑に隠してある宝のようなものである。人がそれを見つけると隠しておき、喜びのあまり、行って持ち物をみな売りはらい、そしてその畑を買うのである。
45
また天国は、良い真珠を捜している商人のようなものである。
46
高価な真珠一個を見いだすと、行って持ち物をみな売りはらい、そしてこれを買うのである。
47
また天国は、海におろして、あらゆる種類の魚を囲みいれる網のようなものである。
48
それがいっぱいになると岸に引き上げ、そしてすわって、良いのを器に入れ、悪いのを外へ捨てるのである。
49
世の終りにも、そのとおりになるであろう。すなわち、御使たちがきて、義人のうちから悪人をえり分け、
50
そして炉の火に投げこむであろう。そこでは泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。
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