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ルカによる福音書 20:16-40

ルカによる福音書 20:16-40

16
彼は出てきて、この農夫たちを殺し、ぶどう園を他の人々に与えるであろう」。人々はこれを聞いて、「そんなことがあってはなりません」と言った。
17
そこで、イエスは彼らを見つめて言われた、「それでは、 『家造りらの捨てた石が 隅のかしら石になった』 と書いてあるのは、どういうことか。
18
すべてその石の上に落ちる者は打ち砕かれ、それがだれかの上に落ちかかるなら、その人はこなみじんにされるであろう」。
19
このとき、律法学者たちや祭司長たちはイエスに手をかけようと思ったが、民衆を恐れた。いまの譬が自分たちに当てて語られたのだと、悟ったからである。
20
そこで、彼らは機会をうかがい、義人を装うまわし者どもを送って、イエスを総督の支配と権威とに引き渡すため、その言葉じりを捕えさせようとした。
21
彼らは尋ねて言った、「先生、わたしたちは、あなたの語り教えられることが正しく、また、あなたは分け隔てをなさらず、真理に基いて神の道を教えておられることを、承知しています。
22
ところで、カイザルに貢を納めてよいでしょうか、いけないでしょうか」。
23
イエスは彼らの悪巧みを見破って言われた、
24
「デナリを見せなさい。それにあるのは、だれの肖像、だれの記号なのか」。「カイザルのです」と、彼らが答えた。
25
するとイエスは彼らに言われた、「それなら、カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい」。
26
そこで彼らは、民衆の前でイエスの言葉じりを捕えることができず、その答に驚嘆して、黙ってしまった。
27
復活ということはないと言い張っていたサドカイ人のある者たちが、イエスに近寄ってきて質問した、
28
「先生、モーセは、わたしたちのためにこう書いています、『もしある人の兄が妻をめとり、子がなくて死んだなら、弟はこの女をめとって、兄のために子をもうけねばならない』。
29
ところで、ここに七人の兄弟がいました。長男は妻をめとりましたが、子がなくて死に、
30
そして次男、三男と、次々に、その女をめとり、
31
七人とも同様に、子をもうけずに死にました。
32
のちに、その女も死にました。
33
さて、復活の時には、この女は七人のうち、だれの妻になるのですか。七人とも彼女を妻にしたのですが」。
34
イエスは彼らに言われた、「この世の子らは、めとったり、とついだりするが、
35
かの世にはいって死人からの復活にあずかるにふさわしい者たちは、めとったり、とついだりすることはない。
36
彼らは天使に等しいものであり、また復活にあずかるゆえに、神の子でもあるので、もう死ぬことはあり得ないからである。
37
死人がよみがえることは、モーセも柴の篇で、主を『アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神』と呼んで、これを示した。
38
神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神である。人はみな神に生きるものだからである」。
39
律法学者のうちのある人々が答えて言った、「先生、仰せのとおりです」。
40
彼らはそれ以上何もあえて問いかけようとしなかった。
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