ハバクク書 2:1-15
1
わたしはわたしの見張所に立ち、 物見やぐらに身を置き、 望み見て、彼がわたしになんと語られるかを見、 またわたしの訴えについて わたし自らなんと答えたらよかろうかを見よう。
2
主はわたしに答えて言われた、 「この幻を書き、 これを板の上に明らかにしるし、 走りながらも、これを読みうるようにせよ。
3
この幻はなお定められたときを待ち、 終りをさして急いでいる。それは偽りではない。 もしおそければ待っておれ。 それは必ず臨む。滞りはしない。
4
見よ、その魂の正しくない者は衰える。 しかし義人はその信仰によって生きる。
5
また、酒は欺くものだ。 高ぶる者は定まりがない。 彼の欲は陰府のように広い。 彼は死のようであって、飽くことなく、 万国をおのれに集め、 万民をおのれのものとしてつどわせる」。
6
これらは皆ことわざをもって彼をあざけり、 あざけりのなぞをもって彼をあざ笑わないだろうか。 すなわち言う、 「わざわいなるかな、 おのれに属さないものを増し加える者よ。 いつまでこのようであろうか。 質物でおのれを重くする者よ」。
7
あなたの負債者は、にわかに興らないであろうか。 あなたを激しくゆすぶる者は目ざめないであろうか。 その時あなたは彼らにかすめられる。
8
あなたは多くの国民をかすめたゆえ、 そのもろもろの民の残れる者は皆あなたをかすめる。 これは人の血を流し、 国と町と、その中に住むすべての者に 暴虐を行ったからである。
9
わざわいなるかな、 災の手を免れるために高い所に巣を構えようと、 おのが家のために不義の利を取る者よ。
10
あなたは事をはかって自分の家に恥を招き、 多くの民を滅ぼして、自分の生命を失った。
11
石は石がきから叫び、 梁は建物からこれに答えるからである。
12
わざわいなるかな、 血をもって町を建て、 悪をもって町を築く者よ。
13
見よ、もろもろの民は火のために労し、 もろもろの国びとはむなしい事のために疲れる。 これは万軍の主から出る言葉ではないか。
14
海が水でおおわれているように、 地は主の栄光の知識で満たされるからである。
15
わざわいなるかな、 その隣り人に怒りの杯を飲ませて、これを酔わせ、 彼らの隠し所を見ようとする者よ。
聖書本文:Japanese Kougo-yaku (1954/1955) · パブリックドメイン
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