マタイによる福音書 13:3-14
3
イエスは譬で多くの事を語り、こう言われた、「見よ、種まきが種をまきに出て行った。
4
まいているうちに、道ばたに落ちた種があった。すると、鳥がきて食べてしまった。
5
ほかの種は土の薄い石地に落ちた。そこは土が深くないので、すぐ芽を出したが、
6
日が上ると焼けて、根がないために枯れてしまった。
7
ほかの種はいばらの地に落ちた。すると、いばらが伸びて、ふさいでしまった。
8
ほかの種は良い地に落ちて実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった。
9
耳のある者は聞くがよい」。
10
それから、弟子たちがイエスに近寄ってきて言った、「なぜ、彼らに譬でお話しになるのですか」。
11
そこでイエスは答えて言われた、「あなたがたには、天国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていない。
12
おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。
13
だから、彼らには譬で語るのである。それは彼らが、見ても見ず、聞いても聞かず、また悟らないからである。
14
こうしてイザヤの言った預言が、彼らの上に成就したのである。 『あなたがたは聞くには聞くが、決して悟らない。 見るには見るが、決して認めない。
聖書本文:Japanese Kougo-yaku (1954/1955) · パブリックドメイン