雅歌 5:2-6
2
わたしは眠っていたが、心はさめていた。 聞きなさい、わが愛する者が戸をたたいている。 「わが妹、わが愛する者、 わがはと、わが全き者よ、あけてください。 わたしの頭は露でぬれ、 わたしの髪の毛は夜露でぬれている」と言う。
3
わたしはすでに着物を脱いだ、 どうしてまた着られようか。 すでに足を洗った、 どうしてまた、よごせようか。
4
わが愛する者が掛けがねに手をかけたので、 わが心は内におどった。
5
わたしが起きて、 わが愛する者のためにあけようとしたとき、 わたしの手から没薬がしたたり、 わたしの指から没薬の液が流れて、 貫の木の取手の上に落ちた。
6
わたしはわが愛する者のために開いたが、 わが愛する者はすでに帰り去った。 彼が帰り去ったとき、わが心は力を失った。 わたしは尋ねたけれども見つからず、 呼んだけれども答がなかった。
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